施工事例紹介! -世田谷住宅「Liberté Maison(リベルテメゾン)」- 2021. 07. 29

株式会社Bright Peaceと株式会社明和建築企画のメンバーが合同で進めている「ハチマルプロジェクト」。
その中の1プロジェクト、世田谷の住宅「Liberté Maison(リベルテメゾン)」。

今回はこちらに弊社のTURQUOISE(ターコイズ)という商品を壁一面にご使用いただきました。
この住宅のコンセプトやTURQUOISEを選んだ経緯や魅力を、株式会社Bright Peaceの播田晋さんに語っていただきました!

建物のコンセプト

『今回は、元々駐車場だった土地に賃貸アパートを建てるプロジェクトでした。
明和建築企画が木造メインの施工を扱っていたことも有り、木造アパートにすることを考えていましたが、
木造だとやはりどうしても昔風なアパートを想像してしまいます。
今回のプロジェクトを通して、このような「木造アパートは古い」というアパートの概念を変えたいと思っていました。』

Liberté Maisonの外観

いつも空間を設計する際に、「誰がどのように利用するか」を考えることをとても大切にしている播田さん。
『今までのアパート内装は、“壁は白”など誰でも使いやすい家の設定が多かったのですが、
それを今回は、それぞれの部屋で“どんな人が住んでどのように利用してもらいたいか”を考えて設計しました。
5部屋あるうち、2部屋は、最近増えている個人で仕事をしている人に合わせ、
家がオフィスと住宅の役割を担える「ワーク住宅」(RoomA,B)、
他の2部屋は共働きしている夫婦が、2人で住むのに丁度良いナチュラル空間 (RoomD,E) 、
そして残りの1部屋が、今回TURQUOISE(ターコイズ)を採用いただいた「かっこいい」をコンセプトにしたメンズライクな部屋にしました。』

Room A
Room B
Room D
Room E

「男らしさ」を出せるTURQUOISEをチョイス

『「男らしさ」を出せる素材選びをしていて、
モルタル調・インダストリアルを取り入れたり、
フローリングは擦れている感じを出したり、
キッチンは黒で仕上げるなど、とことん男っぽい空間作りを目指しました。』

『TURQUOISE(ターコイズ)を壁一面に選んだ理由としては、
色味が気に入ったことと、男性的な重厚な雰囲気が醸し出せることです。
他のタイルメーカーにはない色で、釉薬の絶妙な加減で色味が出されている商品だと感じました。
カタログで見るよりも、実物の方が鮮やかでした。』

TURQUOISEの特徴

TURQUOISE(ターコイズ)は、釉薬の調合や焼成温度の調整、そして職人の経験と感により、焼き上がり(仕上がり)の狙いを定める焼き物ですが、
窯を開けたとき、良い意味で予想を覆されるのも陶芸の世界における醍醐味にも似ています。
この商品は特に、微妙な温度変化やタイミングで 結晶の現れ方、色むら、偏りが変わり、
様々な景色をお楽しみいただける、まさに陶芸の醍醐味を味わえるタイルです。

TURQUISEを焼く窯を開けた時の様子

タイルの魅力とは

『設計する時にタイルを選ぶ際は、特別「ここはタイルを使おう」と思うのではなく、
新しい商品や面白い商品などはインプットしておいて、手掛けるプロジェクトを設計する中で自分のイメージにあてはまる商品があったら使用しています。
ホテルのアートパネルや、他素材ではインパクトを出せない表情を出したい目を惹かせるワンポイントの部分に使っていきたいと思います。 』

最後に、今回お忙しい中インタビューにお答えくださった播田さん、
どうもありがとうございました!

ハチマルプロジェクトについて

「ハチマル」とは、プロジェクトを始動した明和建築企画の石川社長と、
今回インタビューにも答えてくださったデザイナーの播田さんら1980年代生まれのメンバーで、
「80年生まれでも高年層に負けず建築業界を盛り上げていこう!!」
という想いを込めて付けられたそうです。
「ハチマルプロジェクト」では、「好きをもっと好きになれる場所、大切な時を過ごす空間を創るプロ集団」と題して、
その人の趣味嗜好を盛り込んだ空間づくりを目指していきます。
⇒詳しくはこちら

▼最近はサーファーの家作りにも力を入れている▼

デザイン設計 Bright Peace、施工 明和建築企画 :サーファーズガレージオフィス

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