タイルのあれこれ -vol.3 様々なカタチについて- 2020. 11. 12

ベーシックな四角形から、様々な形があるタイル。
またモザイクなどの細かなものから大判タイルまで、サイズ感も様々です。

今回は、そんな様々なタイルのカタチやサイズについてご紹介します!

Q1. どんなカタチやサイズがあるの?

モザイク、ボーダー、スクエア、ラウンドなど様々な形状があります。
決められた規格やサイズがあります。

15mm角と20mm角のモザイクが市松状に配置された「スクエアミックス」。

1枚1枚すべて異なるシャープな薄刃の割肌が
印象的な「リブレイド」。

90φのラウンド形状と小さな三角形が優しい
印象の「コンビネーション」。

BASIC SIZE

もっともベーシックなものでは、600角、300×600角。
床でも壁でも場所を選ばず使われているサイズです。
面状や仕上げ、デザインも豊富に揃います。

使いやすい600角と300×600角を揃えた「イ クォーツィ

TRADITIONAL SIZE

アンティーク仕上げのメタル釉が重厚な印象の「スクラッチブリック

伝統的なものでは60×227角や60×108角。
2丁掛けや小口ともよばれ、
積上げレンガの形状から派生したサイズです。
外壁や内壁で使われています。

INNOVATIVE SIZE

最新の技術で誕生した、1000×3000mmを超える大判サイズ。
セラミックスラブと呼ばれ、従来の壁面や床面だけでなく、
キッチンのカウンタートップや家具などの仕上げにも使われます。

1000×3000mmのスケールが圧巻のセラミックスラブ「ラミナム

Q2. エッジ仕上げについて教えて!

レクティファイド(Rectified)

エッジ加工のことです。ダイナワンでは、「RECT」エッジ加工のピクトマークを点灯している商品が該当します。

タイルは乾燥と焼成による収縮が大きいため、
形状にバラツキがあります。
これもやきものの味わいのひとつですが、
大判サイズではタイルの四方を研磨して寸法精度を整える
レクティファイドという加工を施した商品が主流です。
この加工によって3mmという細目地が可能になります。

本物の大理石から切り出したようなシャープな印象が際立つ、ラパート(磨き)仕上げの「マーベルプロ」は、世界中で愛される定番デザインのひとつ。
加工することで細い目地施工が可能になり、スタイリッシュな仕上がりとなります。

ノンレク( ノット レクティファイド )

一方でレクティファイド加工を施さず、クラフト、ビンテージ、ラスティック、エイジングといったデザイントレンドに合わせて、焼き物らしい雰囲気を作り出すタイルも増えています。

穏やかなラフエッジと波打つ面状がエイジング感を際立たせる「ダレス」。

クラフト感を演出するために面状の揺らぎやエッジのダメージ加工が施さ
れた「デニム」。

エッジ加工をしないタイル

ブリックやレンガをはじめ壁面用のタイルは、伝統的な製法で雰囲気を重視して大切に作られるため、基本的にエッジ加工はされていません。

1枚1枚少しずつ異なるいびつな形状や欠け、釉の縮れが絶妙な空気感を生む「カイラギ」。

微妙に異なる長さやゆがみ、反りがクラフトらしい温もりを与えてくれる「ディグダグ」。

Q3. タイルを美しく仕上げるには、どうすればいいの?

ダイナワンではページ右上に、各タイルについてのお知らせをピクトで表記しています。

Q2で説明したエッジ加工は、寸法精度の向上には有効ですが、
実はやきもであるタイルは全般的にまっすぐ(直線)が苦手で、
反りやゆがみはつきもの。
タイル張りを綺麗に仕上げるには、上記をふまえて寸法誤差や
反りやゆがみの影響を軽減することがポイントです。

美しく仕上げる3つのポイント

いかがでしたか?
ここまで全3回、設計者やデザイナーの皆さんに知っておいていただきたいタイルの知識についてお届けしてきました。
記事の感想や、「タイルのこれについて知りたい!」というご要望がありましたら、ぜひこちらまでお寄せください!

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