海外デザイントレンド REALSTONE編 2020. 01. 16
MATERIAL>>REAL STONE
世界最大のタイル見本市「CERSAIE(チェルサイエ)」レポートの後半の内容の、MATERIALの中から「ストーン」にフォーカスした内容です。
大理石
グリーン・ブルー
昨年注目のAMAZONiteなどグリーンの大理石増加、 ブルーはネイビー系増加。高彩度からグレイッシュブルーまで幅広く展開。
赤・ 多色&複雑 ・ グレー
鮮やかな赤を取り入れた大理石柄登場!また多色で複雑な礫岩調などの希少石柄、 白い細い筋柄が特徴のCARNICOなどのグレー大理石は継続。
白黒・黒
大胆な模様の白黒大理石はバリエーション増え継続、黒大理石も柄に特徴のあるバリエーション展開。サハラノワールは減少。
オニキス
大胆な流模様のオニキス増加。空間に合わせやすいグレーやグレイッシュカラーが特徴。
また縞柄のオニキスが増加。同系色の濃淡が多いが、多色使いのレインボーオニキスも登場。 オニキスを使ったダイヤモンドマッチも。
ブックマッチ
グラフィカルで複雑なパターンは大きな面積に、大柄のシンプルなパターンはアクセント使い。
結晶・岩塩・結晶
ピンクの結晶が印象的な岩塩デザイン登場!またクリスタルの結晶モチーフも登場!透光感のある結晶の変化で生まれる大胆な流模様が新鮮。
グラニット
テラゾよりも小さな粒のグラニット系デザイン登場。粗密感、カラバリ、白木との組合せが新しい。
オキサイドストーン(左)、 ブラジリアンスレート(右)
酸化したサビムラのあるストーン調は微妙で複雑な色使いが特徴。
流模様が特徴のブラジリアンスレート系が継続。
クォーツサイト(左)、 CEPPO DI GRE(右)
クウォーツサイトが前年より増加傾向。彩度はやや抑え気味で内外に使いやすいデザインが多い。
CEPPO DI GREは定番化し、新提案が減少。20㎜厚外床タイルまで展開。 表面仕上げ、素地加飾でブラッシュアップ。
柄・モザイク柄
植物柄の大理石モザイク表現登場!(左)大理石の柄を活かしたランダムな色柄が特徴。
白黒の幾何学パターン使いも登場。(中2枚) 幾何学は石柄と幾何学柄の組合せが多い。 (ここにはないですが)金彩は石柄の上に金・銀彩の加飾増加。
幾何学柄中心に植物柄、石柄なども。
リブ(左)、 岩面状・疑似目地 (右)
石柄とリブの組合せ増加。大胆なウェーブタイプが新しい。
自然な岩肌のようなレリーフ面のストーン調タイル増加。デジタルプリントでリアル&バリエーション豊富に!
形状
ボーダーの形状MIX、小形の角もの微増。乱形も登場。石の色をいかした幾何学パターン張り提案増加。
また大形からモザイクまでラフエッジ増加傾向。クラシック、レトロ、ナチュラルに提案。
ピンコロ石
2年前から登場したピンコロ石調タイルは微増。パターンと合わせて提案。
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