美しくて機能的な浴室は、快適な住空間を創るうえで欠かせない要素になります。
今回は株式会社NITTO CERA が運営する水回りのECサイト「ARC-X（アークエックス）」とコラボして、水回り空間のイメージ画像や施工事例を参考に、
タイルだけではなく浴槽、洗面器にも焦点をあてて、どのように水回り空間を豊かにするのかをご紹介します。
インテリアデザイナーおよびインテリアコーディネーターのみなさまに、ぜひご一読いただきたい記事になっております。

【目次】

• 1．展示会とショールームの浴室施工事例5選
  • 置き型バスタブについて
  • 浴室空間のデザインを左右するタイルのサイズについて
• 2．実現場にて施工された浴室施工事例5選
  • 浴室における出隅や段の納まりについて
• 3．おすすめ商品と浴室空間イメージ15選

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快適な浴室空間の設計には、リラクゼーションと機能性の両立が鍵となります。
デザイン性が高く居心地の良い空間でも日々の清掃やメンテナンスに手間がかかるようでは残念ですよね。
そのようなことにならないように内装材やバス製品の選定はとても大切になります。

今回は、浴室の国内施工事例を10件集めました。
使用されたタイルとバス製品の説明とメーカーならではのポイントを添えましたので、ぜひ参考にしてください。

1．展示会とショールームの浴室施工事例5選

ダイナワンのタイルとARC-Xのバス製品をコーディネートした事例を5つ紹介します。

床壁のタイルは「同シリーズ」「同形状」の色違いの組み合わせです。
タイルはシリーズが異なると同じ600角サイズでも実寸法が595㎜だったり597㎜だったりと異なる場合が多くあります。
同シリーズに揃えることで、床と壁の目地が通り、スッキリとした清潔感をもたらします。

浴槽と洗面器共に、光沢のある素材を採用し、丸みのあるスクエア形状にしているため、
統一感があり、スタイリッシュな印象を受けます。

【使用商品】

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床、壁ともに黒のタイルを採用しています。
マットな質感の床タイルに対して、光沢のあるイブシ調の壁タイルを採用することで、 照明が当たった時の印象が異なって見えます。

【使用商品】

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【使用商品】

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置き型バスタブについて

置き型のバスタブをご採用の際は、以下の注意事項をご確認ください。

• 置き型バスタブは、漏水対策を十分に考えた上で施工をお願いします。
• 通常の浴室に比べて工期が長く工事費が高くなる場合があります。
• バスタブと壁との距離は余裕をもったレイアウトをおすすめします。
• 壁とバスタブの距離が短いと清掃しづらくなる場合がありますので、余裕をもった壁とバスタブの距離が必要です。
• 重量のあるバスタブについては、床の強度を考慮しご選定ください。
• タイルと下地の間に空間があると、タイルが割れやすくなるので注意が必要です。

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【使用商品】

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浴室空間のデザインを左右するタイルのサイズについて

浴室は比較的狭い空間が多いため、タイルのサイズ選びがとても重要になります。
大判タイルは目地の面積が少なくなり、清潔感がありますが、浴室のサイズによってはタイルを何枚もカットして納める場合があります。
「切りもの」が少なくなるように慎重にタイルのサイズ選びと納まりを検討する必要があります。
モザイクタイルや小さなボーダータイルは、カットが少なく綺麗に割付ができて、納まりが良い反面、目地の面積が多くなります。
目地の主成分であるセメントと骨材は、タイルに比べて水を吸うため、目地部分が黒ずんでしまう可能性がありデザインを損なう場合があります。
換気をよくしてカビが発生しない環境や、黒ずみが目立たない目地色の選定が大切です。

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【使用商品】

2．実現場にて施工された浴室施工事例5選

【使用商品】

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【使用商品】

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【使用商品】

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浴室における出隅や段の納まりについて

タイル側面（コバ面）は、釉薬が施されていないタイルが多いため、表面の色と異なる場合がよくあります。
浴室壁の出隅や床の段などに施工されたタイルは、コバ面に目に留まることがあるので、十分に納まりを検討したいですね。
タイルの納まりについては、こちらで詳しく説明しています。

• タイルの納まりについて（壁編）
• タイルの納まりについて（床編）

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【使用商品】

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【使用商品】

その他の施工事例を見たい方はこちら

3．おすすめ商品と浴室空間イメージ15選

浴室空間のイメージ画像を紹介します。浴室のおすすめ商品と共にご覧ください。

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さいごに

浴室のタイル選びは、機能性とデザイン性のバランスが重要です。
浴室を毎日使用する中で、使い勝手の悪さで、生活のストレスが蓄積していくかもしれません。
「デザインはいいんだけど、掃除しづらいんだよな」となっては、とても残念ですよね。
とくに、浴室床は、汚れやすく、滑りやすいため、以下の記事を参考にタイルのご選定は十分にご検討ください。

• 浴室・大浴場のタイル選定で気を付けること（床編）

カタログを確認して「浴室壁」「浴室床」に〇がついている製品をご選定するようにお願いします。