特注タイル 施工事例紹介 Case 1 鎌倉紅谷 2020. 01. 14

Profile: CANUCH 左:木下 陽介(デザイナー/CEO) 右:野口 優輔(デザイナー/COO)

木下 陽介
1984年 北海道生まれ
2007年 東京工芸大学 デザイン学科 HPコースインテリア専攻卒
2007年 インテリアデザイン事務所勤務
2011年 フリーランスデザイナー
2012年 CANUCH設立
2013年 CANUCH Inc.として法人化

野口 優輔
1985年 北海道生まれ
2009年 多摩美術大学 情報デザイン学科卒
2009年 インテリアデザイン事務所勤務(~2013年)
2014年 CANUCH Inc.に参加

Profile: CANUCH 左:木下 陽介(デザイナー/CEO) 右:野口 優輔(デザイナー/COO)

お菓子作りへのこだわりを持ち続け 時代をよみ成長する姿を表現

鎌倉の老舗企業、株式会社鎌倉紅谷の八幡宮前本店改修プロジェクト。職人業が際立つ手作りのお菓子として、空間においても「鎌倉紅谷らしさとは何か」を改めて問うことから始めました。我々が考えた鎌倉紅谷さんらしさは「お菓子に誠実に向き合っている」「人の和を大切にしている」「ブランドリニューアルによる新たな世界観を追求している」という3点でした。
内装に選定した素材は焼き工程のあるタイルとし、成形も含め主力商品の一つ「クルミッ子」の製造方法と重なる部分があることに気づき、色形状を忠実に再現する事ができました。鎌倉紅谷ファンはもちろん、初めて手に取る方にも楽しんでいただける空間を目指しました。
撮影:株式会社 アカリデ 寺澤 淳平

タイルの焼き上がりを確認するため多治見へ

タイル製作は多治見市の工場に依頼。工場見学とアートタイルの勉強も兼ねて訪問しました。驚いたのは、湿式工法で製造される工程が鎌倉紅谷さんの製造の工程と同じだったこと。職人さんが一点一点を手がける姿は必ず空間に深みを与え、お菓子作りにかける真剣な姿勢を表現できると確信しました。
焼き上がったタイルの表情と精度を見て、商品のパッケージにあるキャラクターを壁面のタイルの一部に描こうという、新たなアイデアも生まれました。結果、お客様とタイルが近づくことで、お菓子の世界観に引き込めるコミュニケーションツールとしても機能しています。
左:クルミッ子の製造工程 右:焼き上がったタイル

お菓子の世界観を引き出すインテリアデザイン

1Fインテリアは、ブランドリニューアルのタイミングで導入された鎌倉残照の文様を取り入れた木部と、焼き菓子を印象づけるお菓子を模したタイル構成。お客様との会話が弾むような対面式ディスプレイを取り入れました。
同様に2Fもタイルを主体としたデザインとし、タイルから感じるお菓子の世界観を引き出すため、周囲は無垢な素材としました。素材の対比からの魅力を表現。「クルミッ子」のエッセンスを感じさせるエンターテインメントな空間になっています。

第25回神奈川県名菓展 菓子コンクール 最優秀賞受賞 クルミッ子

ぎっしり詰まった歯ごたえのよいクルミと、甘さとほろ苦さが絡み合った自家製キャラメルをバター生地ではさんだ、リスのマークが目印の鎌倉紅谷を代表する焼き菓子。

鎌倉紅谷とは

2019年2月「かながわの名産100選」にも選ばれた創業65年の老舗。常に「美味しさ」を追求し続ける和洋菓子店。本店の前壁にはDINAONEの特注タイルが使われている。(写真)

特注タイルのオーダー方法はこちらよりご覧ください。

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